ピアノ導入期レッスンの流れ
初めて習うピアノ
初めてピアノを習う場合、小さい年齢のお子様がピアノを習う場合
どのようにレッスンが進められるのだろうというお気持ちがあるかと思いますので、
ご紹介させていただきます。
ピアノを弾く前に理解しておくこと
①左手右手の理解をする。指番号の理解をする。
②音の高い低いがわかる。
低い音はぞうさんやくまに、高い音はりすや小鳥にたとえてピアノの音を出して聞いてもらう。
子どもは聴力・想像力に優れているのでイメージと結びつけ吸収できます。
③リズム感、ビートを感じてみよう。
手のたたき方 手を脱力して、まーるくリズムは進んでいくテンポ感を持ちながら、ピアノに合わせて大きな音や小さな音でたたいてみる。
ずっとピアノの前に座っているだけではなく、小さい年齢の場合は指だけではなく体や感覚を使いながら習得していきます。
④ピアノを聞きながら、四分音符、二分音符、全音符、8分音符の音価を聞き分ける。
→動物や鳴き声にあてはめながら長さの違いを感じる。
小さい年齢ほど聴力・音感、想像力に優れていますので
感じる力が大きく、ぐんぐん吸収していきます。
ピアノを弾く前に 弾く前の手の形をつくるために
①手で チューリップを作って、指のどこで弾くのか体感をする。
②ふわっとした手でおくため、グーパーしたり、柔らかいボールを持って練習をする。
③肩の力抜いたり手首がこわばらないようにする→運動や歌遊びをする。
弾いたとき 音の響き ピアノの音って響いてることに耳を傾けさす。
④まず234の指で、2つの黒鍵、3つの黒鍵を上から下までさがす。
手がまだ小さくてゆびに押せないときはグーで探す。
それで2つの黒鍵の下がドレミ、3つの黒鍵がファソラと位置を覚える。
真ん中のドを指のどこで弾くかを意識して右手で弾いてみる。
弾いた時に音の響きを歌ってみながら、響いていることに耳を傾けさせる。
⑤ドレミファソラシドの音列を口で言えるように、同時に楽譜のドレミ〜を
読めるようにしていく。
できるようになるにつれ音が上がっていってるか、下がっていってるか
また簡単な音列の組み合わせを、口で言ったり、
耳で聴けるようにゲームをしながらレッスンする。
レッスン時間内にじっと座って先生の言うことを聞いてピアノを弾く
ということではなく、
楽しみながら身につけていけるレッスンです。